Exchange WebParts for SharePoint 2013の製品情報PRODUCT

Exchange Serverと連携するSharePoint Server用のWebパーツです。
New!New! 2022年1月14日 サポート情報の更新

Exchange WebParts for SharePoint 2013 / サポート情報 / 導入実績

Exchange WebParts for SharePoint 2013

Exchange Server 2013の未読メールのあるフォルダ一覧や未読メール一覧を表示可能なSharePoint Server 2013用のWebパーツです。
本パーツはSharePoint Serverにインストールして使用するもので、クライアント側からのWebアクセスで各機能を提供します。


主な機能

・未読メールを含むフォルダ一覧の表示
・各フォルダの未読メール一覧の表示
・未読メールの送信者、件名、送信日時、宛先、重要度、添付ファイルの有無の表示(6項目)
・Webパーツの定期的な自動更新(更新間隔は設定可能)
・メール概要の表示(本文の一部をテキストでツールチップ)
・送信者、宛先のメールアドレスの表示
・添付ファイルのファイル名の表示
・OWA画面の表示
・OWAでの各フォルダの表示(シングルサインオンが有効な場合)
・OWAでの各メールの表示(シングルサインオンが有効な場合)
・OWAで他のメールボックスを開く機能(表示権限のあるメールボックス)
・監査ログの出力機能(※Premium Editionのみ。詳細は監査ログの出力機能に記載)
・管理者による設定機能

◆Exchange WebParts for SharePoint 2013 エディション別機能早見表
機 能 Exchange WebParts
 (標準版) Premium
未読数の表示(受信トレイ) 
未読数の表示(受信トレイ以外、最大29フォルダ) 
未読メール一覧の表示 (最大999メール)
各メール概要のツールチップ表示 
自動更新(間隔は設定可能) 
OWAの表示呼出し 
 〃 個別フォルダの表示  (※1.)
 〃 個別メールの表示  
 〃 他のメールボックスの表示   
接続先サーバ Exchange Server 
Exchange Online (※2.)
ユーザによる接続設定の要・不要   不要  不要
管理者による各種設定の要・不要 
診断ログの記録
監査ログのCSV出力

※1. Exchange Server 2013はCU6以降はMS社仕様により動作しません。
※2. 環境やシステムに依存します。詳細はお問い合わせください。


利用環境

【Server】
・Web Front End Server: SharePoint Server 2013, SharePoint Foundation 2013 (共にCU2016年7月以降)
・Mail Server: Exchange Server (2013 CU12以降), Exchange Server 2016 (CU6以降)

【Client】
・Internet Explorer 9, 10, 11 (デスクトップOS版)

画面デザイン

・Webパーツ部分


・SharePointのページに組込んだWebパーツ 


監査ログの出力機能

利用者がメール一覧を取得・表示した時に、下記の内容を記録し、日次バッチ処理でCSVファイルに出力します。
※本機能はPremium Editionのみの機能になります。

【基本項目】
・取得日時(ログ記録日時)
・受信日時
・ログインユーザのメールアドレス
・件名
・メッセージID
・送信日時
・送信者メールアドレス
・添付ファイル名
・添付ファイルサイズ
・受信者端末のIPアドレス(HTTPアクセスしてきたIPアドレス)

【拡張項目】※カスタマイズにて承ります。
・宛先アドレス
・ログインユーザのブラウザのUserAgent
・ログインユーザのSID
・その他(取得可能な項目)

パッケージ内容

・Exchange WebParts for SharePoint 2013のソリューションパッケージ(wspパッケージ)
・CSVログ出力アプリケーション(exeファイル) ※Premium Editionのみ
・インストール手順書(Wordドキュメント)
・操作説明書(Wordドキュメント)

エディッション

・(標準版) … Webパーツ機能を提供する通常のバージョンです。
・Premium Edition … 標準版の機能に加えて、監査ログのCSV出力が必要なお客様向けのバージョンです。 

販売価格

お客様環境に合わせて、2種類のライセンスから選択可能です。 
ライセンスは、使用しているOS, Exchange Server, SharePoint Serverのサポート期限(最も早い日)までの利用が出来ます。
(例: Windows Server 2012 R2, Exchange Server 2013, SharePoint Server 2013の場合 - 2023/01/10まで)

【ユーザライセンス版】使用するユーザ毎にご購入いただくライセンスです。
 ライセンス数 価 格(税抜) 
(標準版) Premium Edition
~1000  700,000円  800,000円
 1001~2000  650円/ライセンス  800円/ライセンス
 2001~3000  600円/ライセンス  750円/ライセンス
 3001~5000  550円/ライセンス  700円/ライセンス
    
【サーバライセンス版】サーバ毎にご購入いただくライセンスです。
単 位  価 格(税抜) 
(標準版) Premium Edition
 WFEサーバ 800,000円 1,000,000円
 ファームサーバ お問合せ下さい お問合せ下さい

パッケージにはインストール手順書を含み、お客様による導入が可能です。
弊社による導入をご希望の場合は、初期導入・設置支援(※)を行います。

※ 初期導入・設置費用: 100,000円

保守・サポート

【基本サポート】

システムの不具合による修正について、対応したマイナーバージョンアップ製品を無償で提供させていただきます。マイナーバージョンアップ製品の提供は基本、ダウンロードまたはメールへの添付となります。
また次の場合は基本サポート対象外となります。
・納品後のサードパーティ製品導入による不具合
・納品後のOS、Exchange Server、SharePoint Server、その他のサービスパックやセキュリティパッチのインストールによる不具合
基本サポート対象外のサポートには次の保守・サポート契約が必要になります。ご検討ください。


【保守・サポート】※契約が必要です

納品・検収後から本システムに関しての保守・サポートを行います。保守・サポートの対応内容は、次の通りです。
・メールサポート(基本、営業日24時間以内に何らかの返信を行います)
・不具合情報を頂いた後、弊社内での検証
・電話サポート(Skypeも可能)
・最新版の提供(マイナー及びメジャーバージョンアップ製品の提供。メジャーバージョンアップを導入するしないの判断は発注側やお客様の判断にお任せします)
・サードパーティ製品導入やOS、Exchange Server、SharePoint Server、その他のサービスパックやセキュリティパッチのインストールによる不具合への調査と修正対応
保守・サポート契約は、納品後からライセンスの有効期限まで契約することが可能です。


【保守・サポート費用】

年間保守・サポート費用
  ライセンス費用 × 20% / 年

保守・サポート基本契約費用
  ライセンス費用 × 50% (ご契約が無い状態で保守・サポート契約を行うケースでは必要になります。※納品直後からご契約の場合は不要です。)


【オンサイトサポート対応】

お客様環境での調査等が必要な場合はオンサイトでの対応を行います。
オンサイトでの対応は、別途定めるサポート料金により行います。詳細はお問合せ下さい。

お問合せ

この製品についてのお問い合わせは、こちらのページからお問い合わせください。

サポート情報

2022年1月14日
KB5008631対応パッチでの動作確認
Exchange WebParts for SharePoint 2013の対象バージョンにつきまして更新のお知らせです。
1月中旬に公開されたKB5008631のExchange Server 2013 CU23(累積更新プログラム23), Exchange Server 2016 CU21, CU22(累積更新プログラム21, 22)向けパッチでの動作確認を完了しました。
2022/1/14現在のExchange WebParts for SharePoint 2013の対応バージョンはこちらのページでご確認ください。

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導入実績

導入事例 1. 地方公共団体様

お客様名 地方公共団体様  
導入時期 2015~2016年
導入パートナー 株式会社石川コンピュータ・センター
利用規模(ユーザ数)   1,000~5,000ユーザ  
メールサーバ Exchange Server 2013 シリーズ
アプリケーションサーバ SharePoint Server 2013 シリーズ