New! 2024/11/29 サポート情報を更新しました
Exchange Transport Mail Logger (ETML)
Exchange Server 2013/2016/2019のメールの送受信に特化したログの記録システムです。
本システムはExchange Serverにインストールして使用するもので、Exchange Serverのメール送受信を記録します。
主な機能
Exchnage Server 2013/2016/2019の次の利用ログを記録します。・送信ログ
・受信ログ
利用環境
【Server】・OS:
Windows Server 2022 Standard または Datacenter
Windows Server 2019 Standard または Datacenter
Windows Server 2016 Standard または Datacenter
Windows Server 2012 R2 Standard または Datacenter
・Exchange Server:
Exchange Server 2019 (全エディッション) ※2024/2/16現在、RTM - CU14が必要です。Exchange Server 2016 (全エディッション) ※2022/4/25現在、CU6 - CU23が必要です。
Exchange Server 2013 (全エディッション) ※2021/7/2現在、SP1, CU4以降が必要です。
Exchange Server SE (全エディッション) ※2024/5/15現在の対応予定となります。
【Client】
・Exchange Serverのサポート対象ブラウザと対象Outlook
システム概要
ETMLはExchange Serverのメールボックス、エッジトランスポートの役割へインストール/設定してログを記録します。
◆ログ記録内容
ログファイルは日毎のCSVファイルに出力されます。
送信時と受信時に記録される項目は次の通りです。
【送信ログ】
・送信日時
・送信サーバー
・送信メールアドレス
・送信IPアドレス
・メッセージID
・件名
・宛先メールアドレス(To)
・宛先メールアドレス(Cc)
・宛先メールアドレス(Bcc)
・メールサイズ
・添付ファイル(ファイル名+サイズ)
【受信ログ】
・受信日時(サーバーの受信日時)
・受信サーバー
・送信日時
・送信メールアドレス
・送信IPアドレス
・メッセージID
・件名
・宛先メールアドレス(To)
・宛先メールアドレス(Cc)
・メールサイズ
・添付ファイル(ファイル名+サイズ)
※出力される項目は、必ずしもすべてが記録されるとは限りません。詳細はお問合せください。
◆ログ記録対象
・メールの種類
〇 … 電子メールメッセージ
△ … 予定表イベントのログではメールが送信されるもの(宛先があるもの)のみを記録します。
パッケージ内容
・カスタム トランスポート エージェント・ログ生成 Windows サービス モジュール
・管理者向け導入/設定手順書
エディッション
・ベースエディッション … Exchange Serverが1台のみで構成された環境に対応いたします。(シングルサーバー構成向け)・マルチサーバーエディッション … Exchange Serverが2台以上で構成された環境に対応いたします。(マルチサーバー構成向け)
販売価格
ライセンスは、Exchange Server毎にご購入いただくサーバーライセンスになります。・ベースエディッション … メインサーバーライセンスが一つ必要です。New!
・マルチサーバーエディッション … メインとなるサーバーのメインサーバーライセンスが一つ以上、それ以外のサーバーにはサブサーバーライセンスが必要です。
※必要なライセンスは利用環境により異なります。Exchange Server 2013用と2016用と2019用ではライセンスが別になります。利用者が2000ユーザーを超えるExchangeサーバーには、パフォーマンスの観点からサブサーバーではなくメインサーバーが必要になるとお考え下さい。またエッジトランスポートの役割のExchange Serverへの導入も可能です。
※2024/5/15 Exchange Server Subscription Editionは、保守サポートを含んだサブスクリプションライセンスのみの提供予定となります。Exchange Server 2013/2016/2019は従来通り製品ライセンスと保守サポート契約が別となります。
ライセンス価格はお問合せください。
保守・サポート
【基本サポート】
システムの不具合による修正について、対応したマイナーバージョンアップ製品を無償で提供させていただきます。マイナーバージョンアップ製品の提供は基本、ダウンロードまたはメールへの添付となります。
また次の場合は基本サポート対象外となります。
・納品後のサードパーティ製品導入による不具合
・納品後のOS、Exchange Server、その他のサービスパックやセキュリティパッチのインストールによる不具合
基本サポート対象外のサポートには次の保守・サポート契約が必要になります。ご検討ください。
【保守・サポート】※契約が必要です (Exchange Server 2013/2016/2019向け)
納品・検収後から本システムに関しての保守・サポートを行います。保守・サポートの対応内容は、次の通りです。
・メールサポート(基本、営業日24時間以内に何らかの返信を行います)
・不具合情報を頂いた後、弊社内での検証
・電話サポート(Skypeも可能)
・最新版の提供(マイナー及びメジャーバージョンアップ製品の提供。メジャーバージョンアップを導入するしないの判断は発注側やお客様の判断にお任せします)
・サードパーティ製品導入やOS、Exchange Server、その他のサービスパックやセキュリティパッチのインストールによる不具合への調査と修正対応
保守・サポート契約は、納品後からライセンスの有効期限まで契約することが可能です。
【保守・サポート費用】 (Exchange Server 2013/2016/2019向け)
年間保守・サポート費用
ライセンス費用 × 20% / 年
保守・サポート基本契約費用
ライセンス費用 × 50% (ご契約が無い状態で保守・サポート契約を行うケースでは必要になります。※納品直後からご契約の場合は不要です。)
【オンサイトサポート対応】
お客様環境での調査等が必要な場合はオンサイトでの対応を行います。
オンサイトでの対応は、別途定めるサポート料金により行います。詳細はお問合せ下さい。
お問合せ
この製品についてのお問い合わせは、こちらのページからお問い合わせください。サポート情報
- 2024年11月29日
-
KB5049233で対応パッチでの動作確認
Exchange Transport Mail Loggerの対象バージョンにつきまして更新のお知らせです。
11月下旬に公開されたExchange Server 2019 CU14、CU13、Exchange Server 2016 CU23用修正プログラム(SU)KB5049233での動作確認を完了しました。
2024/11/29現在の対応バージョンはこちらのページでご確認ください。 - 2024年5月15日
-
Exchange Server Subscription Editionへの対応について
Exchange Server Subscription Editionへの対応については、こちらのページをご確認ください。
導入実績
導入事例 1. 電気機器メーカー様
お客様名 | 電気機器メーカー様 |
導入時期 | 2021年 導入 |
導入パートナー | 関東地方パートナー様 |
利用規模(ユーザ数) | 10,000~30,000ユーザ |
メールサーバ | Exchange Server 2016 シリーズ |